テレビ批判

  「テレビがつまらなくなった」


って言う言葉は何十年前からも言われてきた。


それは感受性が落ちた頭の固い大人が言う

ただのジェネレーションギャップだと思っていたけど

最近は特に感じる。


おれもじじいになって今の若者の笑いがわからなくなったのか、それとも単純にテレビがつまらなくなったのかは正直俺に
はわからない。



最近のゴールデンの番組で見たい番組は全くナイ。

見てる番組は深夜が中心。


夜更かししたいっていうより、

夜更かししなきゃ面白い番組がないって言うのが事実。

大体皆そんなもんかな〜


というかゴールデンの番組は俺の感覚では視聴者をなめているとしか感じない・・・。




昔のアイドルと演歌歌手の再雇用先としか考えられない物まね番組・・・。


とりあえずアイドルを出せばいいだろうって言う安易な発想。


己の馬鹿をさらけ出して盛り上がる番組・・・。



視聴率中心主義の今の日本のテレビ業界なら何を放送すれば
みんなが観てくれるか(数字が取れる)とマ−ケティング調査をしているから、その結果がこれか・・・。


日本人はそんなもんだと思っているんかいな?




テレビ局の人間は毎年とんでもない倍率の就職試験を受けて、受かっていく優秀な人たちなのになぜその実力を発揮しないのか??


もっとできるだろう?


もっとやるべき事はあるんじゃないの??




田英夫が泣くぞ、こんな状況では。


ほりえもんに買収されそうになったとき、

「公共の電波がなんとか」って言ってたけど

「公共」って言う言葉を理解しているのかな・・・。
もちろん俺も完璧には把握していないが、「さすがにそれは違うだろう!!」って気分になる。


テレビ局は俺ら国民が持っている電波っていう「公共物」を国民の代表機関である国会からかりているのだろう。


だったら国民に有益な情報を流すのが、

責務ではないのか?


イラク戦争はもういいのか?


アフリカ・中東で今何が起きているのか?


日本にも近年餓死者が出るといわれるくらい
貧富の差が拡大したがその現状は??



「虚構」で華やかな世界でなく

もっと「リアル」な世の中を俺は見たい。


それが出来るのはテレビではないのか。


別に公共性を扱う点ならNHKとは変わらない。


確かにちがいがあるのは認めるが、
「民間企業だから」っていう免罪符で何でも放送していい
わけではないと思う。ましてベラボーな年収を貰う権利なんてない。そんな純益があるならもっと取材にコストを回すべきではないのではないか?


いつの間にか「国民の味方」、「一般市民の意見代弁者」のはずのテレビは、国民との関係が乖離しているのではないか??



もうこれからはマスコミが権力機構を監視するのと同じように、おれらがマスコミを監視しなければならない時代が来るのではないのかな。メディアリテラシーって言う言葉が定着してきたのもこれの一環だと俺は思う。





文句ばっかし書いてしまった。



しかしさすがに現状はひどいと思う・・・。